「毎日お風呂に入らなくていい」説
日本人のお風呂好きは有名。
さらには清潔感を求める風潮から、朝はシャワー&夜は風呂、なんていう日課の人もいます。
しかし体の清潔感を保つためには、実は「週に1~2回のシャワー」で充分である、という説があります。
たとえば米コロンビア大学で感染症を研究するエレイン・ラーソン教授は「バクテリアから身を守るという意味では、定期的に手を洗うだけで充分」と述べています。
ラーソン教授の研究によると、殺菌作用のあるボディソープを使っても、その効果は普通の石鹸とあまり変わりはないそうです。
また体の表面をこすりすぎてしまうことは、逆効果になる可能性もあります。
米ワシントン大学のブランドン・ミッチェル教授によると、ボディソープを使ってゴシゴシ洗うと皮膚が乾燥し、表面に雑菌の入り込んでしまう隙間ができてしまうとのこと。
また皮膚の表面をおおっている皮脂を取り除いてしまったり、免疫システムを壊してしまうことになるため、雑菌が繁殖しやすくなります。
「毎日シャワーを浴びる必要はありません。わきの下、お尻、股間はにおいを発する場所ですのでキレイに保つべきですが、それ以外の場所はあまり石鹸をつける必要はないのです」。