ネクタイの長さはどのくらいがちょうどいい?

ネクタイの面倒な点の一つとして、その長さがなかなか決まらないということがあります。

どこで結び目を作ればちょうどいい長さになるのか?

そもそも、ネクタイのちょうどよい長さってどれくらいなのか?

もちろん好みで決めてもいいことですが、基本的なルールは知っておいて損はないでしょう。

ベルトのバックルまでの長さが目安

歴史的には単なるアクセサリーに過ぎなかったネクタイですが、今ではネクタイがアクセサリーとしての役割を果たすことはほとんどなく、ネクタイをすることでよりフォーマルなスタイルとして完成することになります。

このスタイルは時代とともに変化し、それに合わせて一般的に受け入れられているネクタイの長さも変化してきました。

1930年代には、男性は自分のネクタイをおへそあたりまでの長さで着用していましたが、これは時代を追うごとに少しずつ長くなっていきました。

現在、ネクタイはベルトのバックルの上に落ちるべき、というのが一般的なルールと考えられています。

これはネクタイの長さ、ネクタイのスタイル、またはあなたの身長に関係なく、すべてに当てはまると見ていいでしょう。

ネクタイの細い部分は太い部分よりも長くせず、また細い部分は見えないように常に隠すか、ネクタイピンで留めます。

ネクタイが長すぎる or 短すぎる場合

ネクタイの長さが合わなくて困っている場合は、結び方を変えてみましょう。

ネクタイが長い場合は、「ハーフ・ウィンザー・ノット」または「フル・ウィンザー・ノット」をお勧めします。

これらの結び方をすると結び目が大きくなる分、ネクタイの長さは短くなります。

一方、どうもネクタイが短い、という場合は「フォア・イン・ハンド」と呼ばれる結び方を試してみてください。

この方法ですとあまり結び目を大きくしないため、結果としてネクタイを長く残すことができるでしょう。

それぞれの結び方はこちらのサイト「代表的な4つのネクタイの結び方」が分かりやすいと思いますので、ご参照ください。